「う~~トイレトイレ!!」
今トイレを求めて全力疾走している私は普通高校に通うごく一般的な男の子
強いて違うところをあげるとすれば、霊に興味があるってことカナ----名前は細田。
そんなわけで、帰り道にある公園のトイレにやってきたのだ。
ふとみると、ベンチに一人若い男が座っていた。
(ウホッ!いい霊気)
そう思っていると、突然その男はお経本を開き始めたのだ。
「除霊(やら)ないか」
いい男に弱い僕は誘われるまま、ホイホイとトイレについていっちゃったのだ。
僕が、個室で用をたしていると
「あなた、つらないんですか・・・」
男性の声・・・いやおかしい、明らかに上から聞こえてきた
「つりましょうよ、あなたも・・・」
俺は恐怖に震えながらも上を見上げた・・・
そこには、男性の首吊り死体が!!
気が付くと俺の目の前には無数の人影が
「吊ろう・・・一緒に吊ろう・・・」と僕に囁いている
「そこまでだ」
さっきの若い男だ!!
何か呪文のようなものを唱え
「破・アッーーーーーーーー!!」
と叫んだ。
呪文によって周りには光が走り、
アッーーーーーーーー!!と言う間に影は全滅した。
「男は読経、何でもためしてみるものさ」
寺生まれってすごい!!
改めてそう思った。
あと、夜中に俺何やってんだろう
改めてそう思った。
たまには絵かくと楽しいね。
俺も画伯サイドの人間なんだがね
出典
くそみそテクニック:山川純一
寺生まれのTさん:2chネタ
細田:SFC学校であった怖い話
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